個人の資産形成は難しい?サラリーマンはここから始めよう

「お金持ちになりたい!」
「仕事をしなくてもいいぐらいの資産が欲しい!」
ということは誰しもが一度は考えたことがあると思います。

私はというと、ほぼ毎日こんなことを考えています。
結構真剣にどうすれば「個人資産を築けるのか」ということを考えています。
実際に資産を築いた訳ではありませんので、経験談は話せませんが、
これまでに学んできたことで「こういうことは大切だ」ということや
これから個人資産形成を目指して試行錯誤していく道程を
このブログに書き連ねていきます。

後から振り返って、ここで書いていることが間違っているということもあるかも知れません。
そこも含めて資産形成に向けて取り組んでいく過程を温かい目で見守っていただけると幸いです。

サラリーマンでもできる!個人資産形成への道

資産形成に向けて我々一般人が何から取り組んでいくかですが、
以下の順で進めていく必要があると考えています。
・現在地を知る
・目標を設定する
・計画を立てる
・計画を実行する

「いやいやそんなこと考えていなくてもお金持ちになった人知っているよ」と
思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かにそういう方も多くいらっしゃると思います。
とにかくやることをどんどんやって、ガンガン前に進んで行って
気が付けばお金持ちになっていたというような人たちです。

「手当たり次第に何でもやる」
「思いついたことを片っ端からやる」
そういう成功者の方も多いでしょう。

このやり方で成し遂げられる方は
目標を設定したり計画を立てたりすることも必要ないかもしれません。

しかし、こんなことができない我々一般人は
平々凡々とサラリーマンをやっている訳です。

ここで少し私自身のことについて触れさせてください。
私は現在会社勤めをする40代のサラリーマンです。
システムエンジニアをやっています。

30代の頃に夢を見て、10年近く勤めていた会社を辞めて起業したことがあります。
自分の会社を持つ事が夢で、株式会社を設立して文字通り会社を持つ事ができました。

事業内容はWEBシステムの受託開発です。
社会人になってからずっとエンジニアだったため、営業なんてやったことはありませんでした。
ですので、まともな営業もできずに知り合いからの紹介だけでやっていました。
社長の自分自身でシステム開発(プログラミング)を行っていたため、きちんと営業を行う余裕もありませんでした。
(今から振り返ると、自分自身でやるつもりもなかったですね・・・)

社員は一番多い時で私の他に2人いた程度です。
2人いたのは数か月程度で、後の3年程度は2人でやっていました。
その後2~3年は私1人だけという状態でした。

「大きい会社にするぞ!」といき込んで起業した訳ですが、
実質は個人で受託開発を請け負うフリーランスでした。

自分の会社でやっている時には色んなことがありました。
色んな人にも会いました。

今から思えば無駄な努力をしたなと思います。
お金でも苦労しました。

で、今は妻もいて子供もいることもあり、
不安定だった自分の会社を畳み、サラリーマンをしています。

最初に勤めていた会社は非常に条件のよい大企業で
「なぜ辞めたんだろう」と後悔することも多いです。

妻からも「なんであの会社辞めたの?」と度々グチられる始末です。
今の会社もそこまで条件は悪くないのですが、
「大企業のボーナス上昇」のようなニュースがあると
ニュースサイトのURLがLINEで送られてきます。

長々と私の身の上話を書いてしまいましたが、
会社を経営するということで「個人資産を形成する」ことを
実現している方が多くいらっしゃいます。

一代で莫大な資産を形成したという方は大抵そういう方ですね。
一人ではとても使いきれないような額が手に入る訳です。
誰しもがあんな風になりたいと憧れますが、
自分で会社を起業して大きくする、上場させるというところまで
できる人というのは極々わずかです。

大部分の人達が私と同じように夢破れてしまうか
何とか踏ん張って現状維持を続けているかというところです。

であれば、その極々一部の人達だけしか
個人資産形成ができないのかというと、
どうもそうではないようです。

大企業の華々しい経営者のように莫大な資産は持っていなくても、
一般人から見て十分に裕福で
お金のために働かなくてもよい生活をしている人達がいます。

私も若いころには立身出世に憧れていましたが、
自分の人生が自分の思い通りになって、
やりたいことをやりたいようにできて
行きたいところに行けて、お金と時間が自由にできれば
それ以上のお金は不要なのではと考えるようになりました。

多くの人と同じように、私も自分の作った会社を大企業にまで
育て上げるような才覚はなかったようです。

ただ、こんな私でも、サラリーマンをやりながらでも
自分の人生を自由に生きるぐらいの資産は形成できるハズと考えています。

これからこのブログでは私自身の考えと
資産形成に向けての取り組みを書き綴っていきます。

人柱になるつもりで、現在進行形で書いて行きますので
「こんなヤツがいるんだ」程度で楽しんで頂けたら幸いです。

資産形成、サラリーマンはここから始めよう

さて、私自身のことについての話が長くなってしまいましたが、本題に戻りましょう。

資産形成を行うにあたって時間は大きな味方に成り得ますが、
だからと言って無駄に過ごしていてはいくら時間があっても足りません。

この平凡な毎日から抜け出して資産を形成するためには
最短距離で効率よく進めなければいけません。

どうするのが早いのかというと、
現在地を調べて、
行きたい場所を決めて、
この間を最短で移動できる方法を調べて、
これを実行していく
というやり方でしょう。

取り掛かりとしては、
・現在地を知る
・目標を設定する
の2つから着手しましょう。

「現在地を知る」は、現在の自分の資産状況をまとめます。
貯金額がいくらあるか、株など預金以外の資産がどれぐらいあるのか、
保有不動産はあるのか、ローンなどの借金はあるのかをまとめます。
また、収入と支出についても洗い出します。
不動産等からの不労所得がある場合はそれも書き出します。
支出については、ざっくりとした金額でかまいませんので、
固定費と変動費に分けて集計します。

以上の情報をまとめることで、自分の現在地が見えてきます。

次に目標を設定します。
その前に、「自分がやりたいこと」を全て書き出してみましょう。

書き出すときのコツは、「制限を設けないこと」です。
とにかく自分がやりたいこと、欲しいものを正直に全て書き出すことです。

誰かに見せる必要はありませんので、
こんなこと恥ずかしいとか、できっこないと思うことも不要です。
まとめるのは後でやりますので、
今は「本当にできるのかな?」と思うことは後回しで構いません。

後から編集することを考えると、紙に書くよりも
パソコンに書き出す方がよいでしょう。

実際に書き出せましたか?
100個ぐらいでしょうか?
500個書き出せた方はいらっしゃいますでしょうか。

次に書き出したやりたいことリストに対して優先順位をつけていきます。
いきなり優先順位をつけるのも難しいと思いますので、
まずは「絶対にやりたいこと」、「できればやりたいこと」、「やらなくてもよいこと」ぐらいに分類してみましょう。

絶対にやりたいことの中で優先順位をつけていきます。
このやりたいことリストの作成と優先順位づけが目標の設定になります。

続いて「計画を立てる」に移ります。
やりたいことリストの優先順位1位を開きます。

このやりたいことに対して、どうすれば実現できるのか、実現方法を考えます。
必要となるスキル、知識、資産等をピックアップしていきます。
いきなり実現することが難しいと思えた場合は、
いくつかの小さなステップに分割します。

そしてその小さなステップごとに実現方法を考えていきます。
やりたいことに対してそれが実現できるまでの方法・道筋を設定する訳です。

具体的にイメージできるまで、細かいステップに分けて方策を考えます。
現時点ですぐにイメージできないことがあると思います。

今実現できていないことですから、イメージできないことの方が多いでしょう。
それは知識や経験が不足していることが原因であることがほとんどです。

このような場合はその不足している知識、経験をどのようにしたら
補えばよいのかの方法・道筋を考えます。

以上のやりたいことに対する実現方法・道筋を考えることが
「計画を立てる」になります。

次に計画を実行していきます。

おそらく、やりたいことリストのうちで
1ステップで実現できることは少ないでしょう。
絶対にやりたいこと、優先順位が高いものほど
ステップ数が多くなっていると思います。

実行する場合は、分割したステップのうちの
一番近いもの、すぐに実現できるものから行っていきます。

この際におススメなのは、
「今やるべきことをいつでも目にできるようにすること」です。

頭の中の片隅にぼんやりと思い浮かべているという状態はよくありません。
せっかくやりたいことを噛み砕いて実行しやすくしたのですから、
これを常に目にするような状態にします。

夢を実現する手帳などでは、常に持ち歩けるカードが付いていて、
そこにやりたいことを記入して常に見て意識するというものがありましたが、
このようなことです。

スマホを使用している方がほとんどかと思いますので、
スマホの待ち受け画面に出すようにするものよいでしょう。

いつも使うパソコンの画面に表示させておく、
枕元にも置けるようにカードにするというアイデアも良さそうです。

朝起きてやりたいことを確認する、
日中も常に意識できるようにする、
寝る前にも確認するというような状態にして
やりたいことに対して全意識を向けるようにします。

そして1週間に1度でもよいので、計画を見直してみましょう。
計画を立てた通りに行くわけではありませんので、
実行してみての修正点を計画に反映させます。

実際にやってみて分かったこと、学んで分かったこともあるでしょう。
これらを計画に反映して、必要なら再度ステップを分けてみましょう。
やってみて修正、それでやってみて修正を繰り返して進んでいきましょう。

まとめ

遺産相続で大金を受け取った、宝くじで当たったなどで
大金を手にすることがあるかもしれません。

ラッキーなことに思えますが、実は怖いことだったりします。

良くないことに巻き込まれてしまったり、
自分自身や家族の生活スタイルが変わってしまって
全財産を使い果たしてしまったということがあるかもしれません。

無一文になってしまったときに、
そこから再起できるのかということも大切です。
お金を失うことにビクビクしなくて済みます。

自分でお金を稼ぐことができるスキル・知識があれば
お金を失うことに対する心配は少なくなりますし、
さらに増やしていくことも可能です。

資産形成に近道はありません。

私自身もまだまだです。
やっとスタートラインに立ったような状態です。

資産形成を本気で目指している方、
ぜひ一緒に高みを目指していきましょう!