オプション取引はアメリカの証券会社で!その理由とは?

オプション取引がどういったものなのかについては、
オプション取引は難しい?リスクを抑えて安定して稼ぐ手法
で解説していますので、
「オプション取引ってどんなものなの?」
ということを知りたい方はぜひ上記の記事をご覧ください。

取っ付きにくいイメージのあるオプション取引ですが、
この記事でオプション取引のメリットが良く分かると思います。
オプション取引を始めてみたいと思われた方に
おススメしたいのが、アメリカの証券会社です。

オプション取引初心者の方にこそおススメしたいのが
アメリカの証券会社になります。

海外の証券会社って素人には敷居が高いんじゃないの?
と心配される方も多いかもしれませんが、
なぜアメリカの証券会社を勧めるのかの理由をお聞きになれば
「私もアメリカの証券会社に口座を作ろう!」と思うハズです。

アメリカの証券会社だからこそ取引できる
オプションの種類やその特色について解説していきます。

アメリカの証券会社で取引できるオプションとは?

アメリカの証券会社で取り扱っているオプションには
大きく分けて2種類のオプションがあります。

ひとつは現物オプションで、もうひとつは先物オプションです。

現物オプションは原資産が株やETFなどの現物のオプションで、
先物オプションは原資産が株価指数先物や商品先物などの先物のオプションのことです。

アメリカのオプション市場の特徴は、
やはり世界最大の市場であること、
取扱商品数の多さ、オプションの原資産の種類の多さ、
そして流通量が多いということが上げられます。

オプション取引を行うならこれ以上ない環境が整っている、
それがアメリカのオプション市場です。

日本で流通量が多く一般投資家でも売買しやすいオプションと言えば
日経225オプションぐらいです。

日経225オプションは、原資産が日経平均株価指数と
現物ではない指数であるため、
カバード・コールやキャッシュ・セキュアード・プットというような
初心者向けの戦略を取りづらいというデメリットがあります。

その点、アメリカのオプション市場は原資産の種類が豊富で
もちろん現物である個別株やETFが原資産のオプションも数多く存在します。

これらのオプションも選び方を間違えなければ、
個人投資家でも十分にトレードできる流通量があります。

私が特におススメしたいのは、
原資産が個別株やETFもしくはETNといった現物のオプションです。

初心者がオプション取引を始めるならこの戦略!

オプション取引を学んでいくには、
たくさんの覚えるべきことが存在します。

コールやプットやプレミアム、タイムディケイなどから始まり
4つのギリシャ数字まで出てきます。

コール(買う権利)の売りとか、プット(売る権利)の買いなど、
用語を始めて聞いただけでは理解できないことも多いでしょう。

オプション取引の仕組みや基本的な概念など、
きちんと理解した上でトレードを始めるべきですが、
本などで勉強するだけではトレードスキルは身に付きません。

実際に自分のお金でトレードしてみるという経験が必要です。
とはいえ、初心者がいきなり全ての資金を
失ってしまうようなトレードを行うべきではありません。

初心者のうちは、投資の世界から退場しない、
長く続けられるように取り組むことが肝要です。

最初からハイリターンを狙ってハイリスクの取引に手を出してしまうと
初っ端で資金を全て失ってしまいいきなり退場してしまうこともあり得ます。

オプション取引は、こういったハイリスクの戦略も取ることができるので、
どのような取引がリスクが高いのかをしっかりと理解した上で始めるようにしましょう。

オプション取引の勉強を続けてきて、
「さあ、オプションを始めよう!」という方におススメの戦略があります。

それが先ほども少し触れた
キャッシュ・セキュアード・プットとカバード・コールです。

これらはいずれもオプション単体ではなく
原資産となる個別株やETF等とからめて取引する戦略です。

どのような戦略なのかについては、それぞれ別の記事で詳しく解説しますが、
どちらもオプションの売りを行い、その際に得られるプレミアムを狙う戦略です。

売ったオプションをカバーするだけの原資産、もしくは現金を用意して
状況によって原資産の個別株やETF等を売買します。

オプションをカバーする原資産を持って取引するというところがこの戦略の肝で、
この戦略を取るためには原資産とオプションを同様に売買できる環境が必要です。

これを実現できる環境というのが、アメリカのオプション市場であり、
これを取引するためにはアメリカの証券会社に口座が必要なのです。

まとめ
オプションは個人投資家でも様々な戦略が取り得て
少額から始められる非常にすぐれた金融商品です。

日本で取引できる日経225オプションでは
オプション取引の一部の恩恵しか受けられません。

本気でオプション取引を始めようと思っている方は
ぜひアメリカの証券会社に口座を持たれることをおススメ致します。

そしてしっかりとオプション取引について勉強した上で
自分のお金で取引を行ってみる経験を積むことです。

初心者向けとして取り上げたキャッシュ・セキュアード・プットや
カバード・コールでも、用語の理解だけでなく
プレミアムが原資産の価格変動にあわせてどのように変わるのかなど、
オプションの仕組みをより深く理解できるようになるでしょう。

オプション取引ではさらに多様な戦略を取ることができますので、
実際のトレードで経験を積みながら勉強の方も進めて
トレーダーとして成長していきましょう。

オプション取引のその他の戦略についても
このブログで積極的に取り上げていきますので
ぜひご期待ください!